『 木犀の散りて香りし闇在りぬ 』良寛さんの旅日記rp2302 [旅のフォト日記]
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 良寛さんの旅 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★ 良寛さんの旅日記rp2302
――♪♪♪♪―――――――――――――♪♪♪♪――
木犀の散りて香りし闇在りぬ
――♪♪♪♪―――――――――――――♪♪♪♪――
葉呼さん、
丁寧な交心ありがとうございます。
いつも言の葉さんの大和歌の調べに感じいりながら、学ばせてもらっています。素養がないので見当違いの学びになっているのを感じますので、コメントも躊躇われます。自分なりには学びの楽しみが満喫できています。
好い歌に触れると、こころが豊かになって心地好いんです。
良寛さんと貞心尼さんの巡り愛は、やっぱり、貞心尼さんの求める心の強さにあるのでしょうね。毬と歌を抱きしめて逢いに行くそのパッションに驚嘆しますけれど、良寛さんもはじめのうちは戸惑ったのでしょうけれど、語り合ううちに貞心尼さんの抱える闇の深さと救済を求める念の大きさに心撃たれ、本気になって闇を晴らす道を照らしだしていきます。貞心尼さんの問いかけ相聞歌が、良寛さんの悟り、解放の地平を明らかに開示してくれるんですね。短い相聞の中に、濃縮された、そして解放された魂の交わりが現成しているのを感じます。
良寛さんの最も良寛さんらしい、裸の命のままの良寛さんを開示し、現成させてくれたのは貞心尼さんの魂の熱さ、魂の交わりを求める念の大きさに拠るものだろうと思います。
貞心尼さんの自筆の『蓮の露』を手に入れてきましたので、貞心尼さんが良寛さんに学び取ろうとしたものは何か、何をどこまで学び取ったのか、何度も何度も辿り直して、自分なりの理解を深めてみたいと念じています。
木犀の散りて香りし闇在りぬ 仁
七色交じる透明の玄
> 相聞歌098 師常に手ま里をも天遊び給うときゝて奉るとて 貞心尼
しつねにてまりをもてあそびたまうときゝてたてまつるとて ていしん
古礼所許能本東気乃美知に安所びつゝ都久や川き世ぬ美能里な留良無
これぞこのほとけのみちにあそびつゝつくやつきせぬみのりなるらむ
> 相聞歌099 御可弊し
おかえし
都き転見与悲ふ三よいむ奈や許々能東乎東を登お散め天末当者じま留を
つきてみよひふみよいむなやここのとをとおとおさめてまたはじまるを
一に戻って真似良寛さんをあそびはじめれば、余命も、楽しめるのですけれど・・・
以上、
★★★ 徒然旅日記rp1801『 秋没日なりすましたる良寛坊 』 への交心です。 ★★★
闇故にいのちいとおし木犀花 仁
されど運べず独りの身には
金木犀個性強きは罪なりや 仁
念は銀河の魂交わりに
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 青柳仁リンク ★ 。・。・゜♪゜・。・。★